第51回埼玉県医学検査学会の学会長を務めさせていただきます、川口市立医療センターの矢作強志と申します。
昨年12月4日に節目の第50回学会が開催されました。今学会は次の節目の第60回、またその先の埼臨技学会
1世紀へ繋げる一歩を踏み出す学会となります。昨年10月に第1回実行委員会を開催し新型コロナウイルス感染症の
今後の動向はわからないものの、多くの専門学会等の現地開催が増えてきている事も踏まえ、開催形式を現地開催と
決定しました。昨今、政府より感染症法上の位置づけが2類から季節性インフルエンザと同じ5類への移行、また
マスク着用基準やイベント開催基準等の規制緩和がみられ、少しずつではありますが現地開催学会への後押しと感じています。
 今学会のメインテーマは「Let's connect!」サブテーマは「臨床検査技師になってよかった ~人との出会い・検査との出会い~」となります。connect=繋がる。また過去の学会テーマを鑑み、原点に戻り臨床検査技師という職種との出会い。その後の他職種を含め多くの方々との出会い、そこから繋がる新たな風景。そして多くの検査と出会い専門性を深めることで臨床側へのアドバイスにて患者様の治療に繋がる職業である臨床検査技師になってよかった、という誇りを持っていただくテーマとしました。ロゴマークは近年3回の学会カラーピースが51回へ繋がれ、52回へ繋ぐ手を表現しています。学会カラーはクリーム色です。心理効果はリフレッシュやリラックス効果、前向きになれ自信が持てる色とあります。今回、初めて学会実行委員として役務にあたっている委員、初めての学会発表の方、久しぶりの方へのエールとなれればと思っています。学会企画や教育講演、市民公開講演企画等については実行委員から多くの企画案が出され、現在学術部を中心に実行委員会で揉んでいる最中であります。決定次第学会HPを中心としたSNSで随時お知らせいたします。
 今回の第51回埼玉県医学検査学会実行委員18名+担当理事2名の出会い・繋がりを大切にし、会員・賛助会員の皆様が楽しめる学会となるよう企画・運営していきます。ご協力よろしくお願いいたします。