生涯教育レポート 11

         

 実施日時: 平成221015  1900 2030
      会 場  大宮ソニックシティ604号室    点数:専門教科 - 20
      主 題  冬季のウイルス感染症 〜口や鼻からお尻まで〜 
      講 師  島田 慎一 (埼玉県衛生研究所ウイルス担当) 
     参加人数: 57名
   出席した研究班班員:直井健治、渡辺典之、永野栄子、砂押克彦、荻野毅史
   公衆衛生検査研究班員:篠塚洋明、長崎広美、阿保一茂、菊池孝司、八高絵美

《研修内容の概要・感想など》
 冬季のウイルス感染症をテーマに埼玉県衛生研究所ウイルス担当の島田先生に講演をしていただいた。
  1.冬季のウイルス感染症は何があるのか?
 
 2.ウイルス感染症の検査はどうやって調べるか?
  3.感染予防はどうすればいいのか?の順で行われた。
 
 1.冬季ウイルス感染症の話の前に、感染研に届けられているウイルスの発生情況、ヒトに感染するウイルスの種類等についてウイルスの基礎から説明があった。冬季のウイルス感染症として、呼吸器感染症としてインフルエンザ・RS・コロナウイルス等、胃腸炎(下痢症)としてロタ・ノロ・アストロ・サボウイルス等について各論の説明があった。
 .ウイルス感染症の検査について、各種診断法について説明があった。現在では各種PCR法を用いて迅速に検査を行っている。インフルエンザウイルスは細胞培養法を用いて、胃腸炎ウイルスは電子顕微鏡下での大きさと形による同定の話があった。
 . 感染予防について、ウイルスの伝搬・予防法について説明があった。とくに手洗いと咳エチケットは感染予防に重要である。吐物処理において、換気と塩素系消毒剤と手袋・マスク等使用することの重要性の説明があった。
 これから冬季に向かいインフルエンザウイルスやノロウイルス等がはやると思います。手洗いをして、マスク着用して自分達が感染しないよう心がけたい。
 今回の講演はこれからの季節において役立つ内容であった。

提出日 平成221025
                            文責: 直井健治


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