感包【【ははじじめめにに】】■Dダイマーとは、血管内の血液凝固機序の活性化に伴い生成されたフィブリンが、血管内で引き続き生じる線溶系の活性化により生成されたプラスミンによって分解されたフィブリン分解産物(CrosslinkedFibrin Degradation Products、XDP)、すなわち高分子なものから順に初期分解産物(Stage 1 XDP:主にD-X-D/Y-Yなどを含有)、中期分解産物(Stage 2 XDP:主にY-D/D-Yなどを含有)、および後期分解産物(Stage 3 XDP:主にD-D/Eを含有)の総称を指します。■また、FDP(Fibrin and Fibrinogen Degradation Products)は上述のXDPにフィブリノゲン分解産物(FgDP)が加わったものの総称です。血管内におけるFDP濃度の上昇は、生体内で線溶現象が活性化していることを意味し、これらを測定することは播種性血管内凝固症候群(DIC)や種々の血栓性疾患の診断、治療および経過観察の指標として有用です。■中でもDダイマーは二次線溶(フィブリン分解)の際にのみ出現する特異的産物であるため、FDPとDダイマーを同時測定し、両濃度を比較することにより血管内にて生じている線溶現象が一次線溶(フィブリノゲン分解)由来か二次線溶由来かをある程度鑑別することが可能です。■本日は、Stage 1, 2および3 XDPをほぼ同等の親和力で検出することができ、二次線溶の強度をほぼ正確に感知することができる「ファクターオート®Dダイマー」と線溶動態の把握に適し、FDPとDダイマーの逆転現象が生じない「ファクターオート®P-FDP」をご紹介します。【【測測定定原原理理】】本品は、ラテックス凝集免疫比濁法を原理としています。具体的には、抗ヒトDダイマーまたはFDP抗体(マウス)を感作させたラテックス粒子と検体を混合すると検体中の抗原と抗体感作ラテックス粒子が抗体抗原反応を起こし、ラテックス凝集塊が生じます。この凝集の強さを光学的に測定することで、検体中の抗原濃度を求めます。【【製製品品概概要要】】製品名:ファクターオート®Dダイマー(製造販売認証番号:21700AMZ00594000)ファクターオート®P-FDP(製造販売認証番号:21700AMZ00594000)装:R1(緩衝液)11 mL×2貯蔵方法:2~8℃(禁凍結)有効期間:24ケ月別売品:Dダイマー標準・P-FDP標準・検体希釈液マルチプルセーラN(軽度異常域コントロール)マルチプルセーラA(高度異常域コントロール)R2(ラテックス試薬)6 mL×1別包装もございますので、お問い合わせください。【【性性能能】】(Canon TBA-400FRの場合)測定範囲:0.38~80.00 g/mL(Dダイマー)妨害物質:ビリルビン濃度20 mg/mL、ヘモグロビン濃度460 mg/mL、乳び2,400 ホルマジン濁度、リウマチ因子500 IU/mL、ヘパリン50単位/mLまで測定に与える影響はありません。正確性:既知濃度の管理検体を測定するとき、測定値同時再現性:濃度の異なる2種類の検体を3回同時に測定するとき、測定値のCV値は±15%以下です。【【特特長長】】<<共共通通>>■■◆■各各社社凝凝固固専専用用機機、、生生化化学学汎汎用用機機ででのの測測定定がが可可能能です。(高い汎用性)◆■FDPととDダダイイママーーのの逆逆転転現現象象ははあありりまませせんん。◆■測測定定範範囲囲がが広広いい。<<フファァククタターーオオーートト®Dダダイイママーー>>◆■高分子~低分子Dダイマーを均均等等にに定定量量ででききまますす。◆■低低濃濃度度域域ででのの再再現現性性もも良良好好です。<<フファァククタターーオオーートト®P-FDP>>◆■高分子~低分子DダイマーおよびFgDPをほほぼぼ均均等等にに■■定定量量ででききまますす。◆■検体は血血漿漿・・血血清清いいずずれれもも使使用用可可能能です。【【製製品品外外観観】】(ファクターオート®Dダイマーの例)資料請求先:株式会社キューメイ研究所■097 (545) 5051度:濃度0g/mLおよび6 g/mL(Dダイマー)、20 g/mL(P-FDP)の標準液を測定した際、1分間当たりの吸光度変化量の差は0.02~0.08(セル長10 mm)です。は表示値の±15%以内を示します。(実際の商品と異なる場合があります)2.5~130.0 g/mL(P-FDP)(機種により異なることがあります)○髙岡 勇輝、山内 信宏(株式会社キューメイ研究所)~~凝凝固固線線溶溶動動態態のの正正確確なな把把握握にに適適ししたたララテテッッククスス試試薬薬~~ ○髙岡■勇輝、山内■信宏(株式会社キューメイ研究所)■ 117CM-2(第6会場 603号室 13:10~13:25)「ファクターオート®Dダイマー」および「ファクターオート®P-FDP」のご紹介~凝固線溶動態の正確な把握に適したラテックス試薬~「「フファァククタターーオオーートト®Dダダイイママーー」」おおよよびび「「フファァククタターーオオーートト®P-FDP」」ののごご紹紹介介CM演題-2血液
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