埼臨技会誌 Vol.70 補冊 2023_電子ブック
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3 学会企画講演は3つ。企画1は(一財)辨野腸内フローラ研究所所長の辨野義己先生より「腸内常在菌研究の過去・現在・未来」をご講演いただきます。以前埼臨技の研修会でもご講演いただいており、腸内細菌研究の最前線を知るとともに、健康知識と研究的思考を得られること間違いないと思います。またとても弁の立つ先生でもあり、笑いありのわかりやすい講演となると思います。企画2は「XYZ世代別 口に出しては言いにくい本音を知って今後に繋げていこう!」をテーマに、事前アンケート調査をもとに各世代を代表する3名の講師より講演をいただきます。臨床検査技師を取り巻く環境は刻々と変化しており経験年数や立場、個人により考え方も異なります。今後求められる臨床検査技師像、教育体制、各世代への要望等を少しでも解消できればと思います。企画3は埼玉県警察本部刑事部科学捜査研究所法医科の谷田部和子先生より、「探せ!検査可能性のPiece(PEACE) 科捜研のお仕事 ~科学検査に検査技術は活かせるか~」をご講演いただきます。TVドラマの影響もあり何となくの業務内容の把握はありますが、実は臨床検査技師も専門毎に大きく関わっています。講演内容は各捜査分野の紹介をはじめ、実際のDNA鑑定や骨鑑定といった様々な捜査技術について科学捜査と臨床検査技術で通じるものを、臨床検査技師として日々ご活躍されている谷田部先生の講演にて感じていただけたらと思います。この道へ興味のある方は是非参加して下さい。 特別企画は2つ。今年は学生ランチョンセミナーを小ホールにて開催いたします。講演1は(公社)埼玉県臨床検査技師会神山清志会長より、今回のサブテーマ「臨床検査技師になってよかった人との出会い・検査との出会い」を中心に短い時間ではありますが講演していただきます。神山会長は現在日臨技執行理事も務め、また多くの専門学会でも活躍しており経験値が溢れ過ぎている会長です。学生の皆様の今後の指標となりうる講演となります。出来れば若手技師にも聴講していただければと思います。講演2は青年部企画、「臨床検査技師になる準備はできていますか?Ver.2 ~現場に繋がる国試の知識~」と、昨年に引き続き国家試験対策についての講演となります。こちらも期待して下さい。 研究班セミナーは講演中、参加者への検査データに関する選択式クイズを出題します。Webにて回答をいただきその後検査データの見方と解説をいたします。新入職者も含め日当直業務の参考となりますので参加をお願いします。また参加に必要なQRコードは当日配布いたします。 まだまだ新型コロナウイルス感染症等気になるところですが、今学会開催に向け1年以上前に実行委員及び担当理事が繋がりこの日を迎えます。最後は学会当日、皆様の参加による「connect」お願いいたします。

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