埼臨技会誌 Vol.70 補冊 2023_電子ブック
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46<抄録>座長:久保居 由紀子(独立行政法人地域医療機能推進機構 埼玉メディカルセンター)   今井 芙美(地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立がんセンター) 臨床検査技師を取り巻く環境は刻々と変化している。自動機器や確立した検査法がなかった時代からはじまり、現在では多くの検査が自動化・標準化されている。これは多くの諸先輩方の尽力によるものである。そして環境の変化に伴って必要とされる臨床検査技師像も変化してきた。少し前であればスペシャリスト、ジェネラリストのどちらを目指すのか?と言われてきたが、今はそこにマルチスペシャリストも加わっている。またタスクシフトや各種チーム医療への参画により、今後は他職種の業務についても知識を深めていく必要がある。 経験年数や立場が異なれば、考え方も異なってくるのではないだろうか。そこで今回、埼玉県臨床検査技師会理事・研究班員・本学会実行委員を対象とし、今後求められる臨床検査技師像、教育体制、各世代への要望等についてアンケートを実施した。当日はこのアンケート結果を報告するとともに、世代の異なる3名の技師に講演をお願いしている。田中氏からは「理想の臨床検査技師像」、石井氏からは「臨床検査技師の問題点と課題」、猪浦氏からは「昔と現在の違い」について講演いただく。講演後には講師から聴講者へのリアルタイムアンケートも実施する予定となっている。皆様が日頃抱えている悩みや不安を少しでも解消できるような場になればと願っている。講演会場:第3会場(404号室) 10:30~11:30学会企画講演2XYZ世代別口に出しては言いにくい本音を知って今後に繋げていこう!

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