埼臨技会誌 Vol.68
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2 第49回埼玉県医学検査学会開催にあたり、実行委員を代表しましてご挨拶とご案内を申し上げます。 今年の夏は1年間延期されていた東京オリンピック・パラリンピックも開催され、少しずついつもの日常を取り戻そうとしておりましたが、8月には埼玉県にも再び緊急事態宣言が発出され、新型コロナウイルス感染症は今後も予断を許さない状況であります。このような中においても埼玉県医学検査学会がこのように開催できることを大変うれしく思い、開催に向けて支えていただいた会員の皆様をはじめ、賛助会員各社、養成校の先生方、埼玉県臨床検査技師会理事および研究班の皆様、多くの方々に感謝申し上げます。 私たちは、少し早めの2020年10月より実行委員会をスタートさせ、先ずは学会の開催スタイルを話し合いました。1年以上先のことは見通せませんが、どのような状況にあっても学会は安全第一で行うべきと判断いたしまして、今回は埼玉県医学検査学会初の現地開催+Webによるオンデマンド配信のハイブリット開催といたしました。また、学会テーマを「前進」、サブテーマを「~新・時代への発信~」としました。現在もコロナ禍で思うような活動ができなくなっておりますが、どんな状況にあっても前に進み、そしてwithコロナ・afterコロナの新しい時代に向けて発信をしていくという決意を込めています。 現地開催においては会場および会場以外での密集を避けるため、あえて規模は大きくせず、6部屋3会場といたしました。受付時の混雑緩和のため、参加はWebによる事前登録制にして人数制限を行い、ランチョンセミナーも事前予約としました。当日は複数箇所の受付を設けますが、一般会員は体調チェックと生涯教育登録を行うのみとなります。第49回埼玉県医学検査学会開催のご挨拶 ~新・時代への発信~学会長 飯田眞佐栄「前進」

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