埼臨技会誌 Vol67
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新型コロナウイルス感染症における抗体検査陽性化時期と重症化因子の検討whole PTH測定試薬「エクルーシス試薬 whole‐PTH」の基礎的検討ノピアDダイマー (積水メディカル) を用いた. 有意差の検定にはWelch's t-testを使用し, p < 0.05を有意とした.【結果】①抗体陽性時期の検討: IgM, IgGともに発熱から0-3日で陽性となる検体はなかった. 陽性率は4-7日の検体でそれぞれ約7%, 8-10日でIgMが約40%, IgGが約50%となり, 11-14日でIgM、IgGともに約87%, 15日以上で100%となった. ②重症化因子の検討: ICU/RCU入院患者と一般病棟入院患者それぞれ7症例ずつを比較したところ, 重症患者は無症状・軽症患者に比べ, ferritinが有意に増加 (p < 0.01), リンパ球数が有意に減少 (p < 0.01) した. また, CRPとD-dimerに増加傾向がみられた.【考察】今回の結果から, SARS-CoV-2ウイルスに対する抗体は多くの患者で発症 (発熱) から2週間程度で生成されることが推測される. また, 今回検討した4つの臨床検査項目において, 特にferritinとリンパ球数がCOVID-19重症化のマーカーとして有用であることが示唆される. 今後さらに症例数を増やし, 抗体の定量的検査を含め更なる検討を行いたい. ⑤従来試薬との相関(判定一致率,相関):RIA法にて相関試験を実施した結果,回帰式,相関係数はy=0.921x+21.536,r=0.985であった.⑥共存物質の影響:試料にヘモグロビン,ビリルビンC(抱合型ビリルビン),ビリルビンF(遊離型ビリルビン),ホルマジン濁度(乳び),を添加した結果,ヘモグロビン480mg/dL,ビリルビンC 20.7mg/dL,ビリルビンF 18.8mg/dL,ホルマジン濁度(乳び)1620まで影響がないことを確認した.【まとめ】エクルーシス試薬whole-PTHの検討を行ったところ,良好な基本性能を有しており,他法との相関も良好であった.以上より、本検討試薬はwhole-PTH測定に優れた試薬であると考えられた.連絡先 049-232-0391連絡先 048-536-9900 (内線 2275)【はじめに】新型コロナウイルス感染症 (SARS-CoV-2ウイルスによる感染症; COVID-19) の診断に, イムノクロマト法による抗体検査の実用化が期待されている. 今回我々は, COVID-19患者の発熱からの経過日数とイムノクロマト法での抗体陽性時期の関係について検討した. また, COVID-19重症化因子の検討として, ferritin, CRP, D-dimer, リンパ球数に着目し, 当院のICU/RCU (重症) と一般病棟(無症状または軽症) に入院したCOVID-19患者の間に有意な差はあるのか比較・検討を行った. 【対象】RT-PCR検査でCOVID-19と確定診断された患者36名 (男性26名, 女性10名) の血漿または血清. 本研究は後方視的研究であり, 院内倫理委員会の承認及び各個人より書面で研究発表に関しての同意を得ている.【方法】抗体検査には, SARS-CoV-2抗体検査試薬セット (クラボウ社) を用いた.各臨床検査項目の測定はcobas8000 (Roche), LABOSPECT008 (日立ハイテクフィールディング), CP3000 (積水メディカル), XN-3000 (sysmex) を, 試薬はエクルーシス試薬フェリチン (Roche), クオリジェントCRP, ナ【はじめに】副甲状腺ホルモン(PTH)は,断片化され活性を失ったフラグメントも数多く血中に存在しているが,whole 今回ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社製whole PTH測定試薬である「エクルーシス試薬whole-PTH」(ECLIA法)の基礎検討を行ったので報告する.【方法及び結果】①併行精度:4試料を用いて10回連続測定を実施した結果,CV%値は0.7%~1.4%であった.②室内再現精度:4試料を用いて5日間の精度確認試験を実施した結果,CV%値は0.8~1.6%であった.③希釈直線性:回収率は90%以上となり,良好な希釈直線性が認められた.④定量下限:低濃度試料を測定し,測定CV20%以下となる最小濃度を定量限界として求めたとき,2.117pg/mLであった.90PTH検査は完全体であるPTH 1‒84のみを測定している.◎吉野 淳樹1)、沼野 剛1)、小池 真由美1)、横田 進1)◎吉野 淳樹1)、沼野 剛1)、小池 真由美1)、横田 進1)埼玉県立循環器・呼吸器病センター1)埼玉県立循環器・呼吸器病センター1)◎伊藤 麻由理1)、木登 信一1)、戸谷 佳奈子1)、長谷川 裕1)、木戸 誠二郎1)◎伊藤 麻由理1)、木登 信一1)、戸谷 佳奈子1)、長谷川 裕1)、木戸 誠二郎1)株式会社 ビー・エム・エル総合研究所1)株式会社 ビー・エム・エル総合研究所1)新型コロナウイルス感染症における抗体検査陽性化時期と重症化因子の検討基礎的検討EntryNo. 32EntryNo. 16免疫血清免疫血清免-2(11:00~11:30)免-3(11:00~11:30)whole PTH測定試薬「エクルーシス試薬 whole‐PTH」の

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