生 理週2回シーツ，枕カバーの交換．検査室の整理整頓．1,564人/月1,560枚/月1,600枚/月当院生理機能検査室における新型コロナウイルス対策当院生理検査室でのCOVID-19への感染対策2.生理機能検査室の環境衛生3.臨床検査技師の健康管理【はじめに】2020年1月に日本において初めての新型コロナウイルスの感染者が確認された．それ以後，感染者は増加し，院内感染も取り沙汰されている．院内感染を防ぐため，当院生理機能検査室で行っている感染対策を報告する．【以前の運用方法と状況】1.標準予防策の遵守患者毎のアルコール消毒液による手指消毒．MRSAの保菌者，帯状疱疹の患者の検査は手袋・ガウンを着用，ディスポーザブル電極の使用，検査後の機器のアルコール消毒．呼吸機能検査はディスポーザブルのフィルタ，マウスピースを使用．本人の申し出で体調が悪い場合，電話連絡の上休む． 【現在の運用方法と状況】1.眼鏡・ゴーグル着用．個人用アルコール消毒液の携帯．定期的に窓を開け換気．シーツ、枕カバーを毎日交換．【はじめに】全世界に流行している新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19)に対し、当院においても院内感染の発生を未然に防止するために、感染対策や職員の健康管理を行っている。検査室の環境整備を行うことで感染経路を遮断することができ、患者には安全な検査環境の提供、また職員に対しても安全な労働環境を確保することが可能となる。そこで今回、検査件数が多い心電図検査とハイリスクな呼吸機能検査での感染対策について報告する。【感染対策】①職員の健康管理では、出勤前に検温を実施、出勤時所定のフォーマットに記載し、所属長が把握・管理を行っている。②検査受付窓口にはアクリル板を設置することで飛沫感染を防止。患者の発熱確認を行い検温未実施患者には、検査前の検温を依頼した。③心電図検査では、検査用診察台のシーツ制を廃止し、患者ごとにベッドと枕の清拭・カバー交換を行った。電極と接触する患者皮膚をアルコール綿で消毒し検査を実施した。呼吸機能検査では、術前の実施について麻酔科医と合同で検査方針を配信し、検査対象を明確にした。実施時にはマスク・ゴーグル着用、2.出勤前に熱を測り，37.5℃以上の場合は出勤しない．検査別の対応心電図・ABI：検査室を外来・病棟で分け，扉は閉めない．呼吸機能検査：手袋・マスク・フェイスシールド装着の上，タブレット端末、キーボード・マウスを希釈中性洗剤で拭く．業務後，作業机・ベッド柵・手すりを0.05％次亜塩素酸で消毒．扉を開けたまま，検査を行う．検査後，ホースの持ち手をアルコール消毒し，サーキュレーターで換気を行う．聴力検査：検査ごとに応答ボタン，ヘッドフォンのアルコール消毒．ドアを開け，サーキュレーターで換気を行う．脳波：手袋装着で，過呼吸賦活は行わない．超音波検査：定期的に換気し，プローブを毎回消毒．【まとめ】当院における新型コロナウイルスへの対策は徐々に変化している．物資が限られている中でもあるので，柔軟に対応を変えていく必要がある．患者と向い合せにならないように距離を保ち実施。検査終了後、検査機器の清拭を行った。以下、心電図検査での感染対策に係わる消耗品消費量を示す。【心電図件数・消耗品消費量】心電図件数枕カバー除菌クロス【考察・結語】心電図件数が約600人/月減少したのに対し、枕カバーと除菌クロスの使用量増加が見られた。COVID-19流行の影響もあり、全職員が常に感染対策を意識して業務を行うことが出来ている。またその他ハイリスクな検査（脳波・運動負荷試験）に対しても、学会ガイドラインの提言を遵守し、検査を行っている。今後も感染対策の継続、また手指消毒剤の使用タイミングや個人防護具の着用方法など、標準予防策の徹底を職員に指導し、院内感染防止に努めていきたい。連絡先：048-442-1111(内線2824)連絡先 048-782-6924（直通）2019年7～12月2020年4～6月2,137人/月360枚/月160枚/月75◎浅見 李奈１）、村上 綾１）、増子 由華１）、矢作 由希子１）、土田 順子１）、小野口 晃１）、渡野 達朗１）◎浅見 李奈1)、村上 綾1)、増子 由華1)、矢作 由希子1)、土田 順子1)、小野口 晃1)、渡野 達朗1)自治医科大学附属さいたま医療センター1)自治医科大学附属さいたま医療センター１）◎林 茉里佳１）、滝沢 昂１）、吉田 裕希１）、大内 健士朗１）、塚原 晃１）、高山 好弘２）◎林 茉里佳1)、滝沢 昂1)、吉田 裕希1)、大内 健士朗1)、塚原 晃1)、高山 好弘2)戸田中央医科グループ 戸田中央総合病院1)、TMG本部 臨床検査部2)戸田中央医科グループ 戸田中央総合病院１）、TMG 本部 臨床検査部２）当院生理機能検査室における新型コロナウイルス対策当院生理検査室でのCOVID-19への感染対策生理EntryNo. 54生理EntryNo. 68生-19（10:30～11:00）生-20（10:30～11:00）
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