埼臨技会誌 Vol67
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2第48回埼玉県医学検査学会開催のご挨拶  第48回埼玉県医学検査学会開催にあたり、実行委員を代表しましてご挨拶を申し上げます。 今年の夏は、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、気分は最高潮で秋から冬にかけての移行期に学会が開催される予定でした。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で世界中が大混乱に陥ってしまい、日本でも緊急事態宣言の発令で普段の生活が一変しました。また、我々に直接関係があるPCR検査の処理能力が問題になりました。会員の皆様におかれましては、日々大変ご苦労をされて、検査業務に従事されていることとお察しいたします。また、この非常事態のさなかにも関わらず一般会員・賛助会員の皆様のご協力により、75演題の登録をいただきました。今回、ご協力いただいた関係者の皆様に重ねて感謝申し上げます。 昨年11月より実行委員会が開催され、テーマや企画について話し合いを行ってきました。今回、実行委員からの様々な提案の中から、テーマを「躍動」~『技』と『業』の融合~に決定いたしました。前回の学会テーマが『飛翔』で、新年号に代わり新たに始まる元号のごとく飛び立とうというテーマで開催されました。今回はその飛び立った後に、さらに発展させ『技』と『業』を融合して如何に『躍動』するかをテーマに開催したいと考えています。 さて、今回はSkillupセミナー「~この技、明日からの業務に活用しよう~」と銘打ち、各研究班や他県の講師を含め、その検査の領域で著名な講師の先生方に講演を依頼しましたのでご期待ください。~『技』と『業』の融合~学会長 武関 雄二「躍動」

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