埼臨技会誌 Vol67
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育成を考える手指消毒剤使用量増加に向けた取り組み当院での若手ワーキングの取り組み月使用量(ml)月1人平均(ml)携帯数(人)3,6381013,348885,5041495,4051358,487170連絡先 048-852-1111(内線 20350)3638374047【はじめに】当院は感染防止対策加算1・感染防止対策地域連携加算を算定しており、病院や地域全体で感染対策に取り組んでいる。手指衛生は全ての医療行為の基本となり、感染予防に対して大きな役割を果たすため、適切に行うことにより医療関連感染を予防・減少させることができる。臨床検査科において2016年から手指消毒剤の個人携帯を開始しており、今回、手指消毒剤使用量の増加に向けた取り組みを行ったので報告する。【調査期間・方法】調査期間:2016年5月~2020年6月方法:個人携帯開始時より結果を臨床検査科内に掲示。使用量が伸びず、適切に使用できていない事も懸念された為、以下の対策を実施した。①WHO手指衛生5場面に準じた使用タイミング時のイラスト掲載②5場面等、使用タイミングでの実施確認③採血業務や生理検査等、一患者あたりの使用量を算出し科員へ伝達・月間統計に加え週間使用量統計を追加実施。【結果】対策前の月1人当たり使用量101ml。①2017年10月、使用のタイミング時のイラストを検査室PCに掲示【はじめに】当院では,若手技師に発表する力・話す力・文章をまとめる力を身につけて欲しいという観点から,2018年に若手によるワーキンググループ(以下,若手WG)を発足させた.【初年度の活動】20代の技師を招集し,自主性を伸ばしたいという若手WG発足の意義を伝え,自分達で日常業務における問題点を洗い出し,改善策を考え,その取り組みを部内で発表することを課題とした.しかし15名近い大人数での活動であり,日常業務も他部門に分かれ夜勤等もあるため,問題点の洗い出しから発表内容の選定までに時間がかかり,発表までに1年という時間を要した.なかなか全員で集まることができなかったことや共有できる業務が少ないため,発表内容を絞るまでに時間がかかったが,一番人数が多く関わっている採血に関する内容で2題まとめることができた.【2019年度の活動】前年と同様20代の技師を招集し,昨年度の反省をすると同時に,今年度の個々の活動意思を確認した.新人3名を含む16名が活動参加の意思を示した.そして前年度の反省を活かし,グループ分けを行った.各パート4名の4グループ年後、使用量149mlと増加。②2018年10月~12月、タイミングの目視確認・指導後、使用量135mlとほぼ変化なし。③2020年3月~6月、月平均使用量は増加を認め使用量170mlとなり、2020年6月の使用量は270mlとなっている。20162017201820192020【考察・結語】現状を把握し、対策を立案・実施することで手指消毒剤使用量を増加させることができた。職員の意識向上の要因としてCOVID-19感染拡大の影響も考えられるが、手指衛生の意義を定期的に周知し、意識しなくても習慣として行えるよう、この取り組みや科員へのアプローチを継続していく事が重要課題である。連絡先:048-442-1111(内線2530)に分かれ,1年間の活動計画(①何を②いつまでに③どうするか)を考えた.また,1年間活動していく中で,自分達の活動内容のオブザーバーとして中堅技師以上を1名選出し,必要なアドバイスを適時もらえる体制とした.オブザーバーには,部内会議で定期的に活動内容を報告してもらい,検査室内での情報共有の一助を担ってもらった.【まとめ】4グループの活動内容は,“病院内の他部署に向けた検査室からの発信”がコンセプトにあったが,コロナ禍の影響で目標は未達成である.しかし,前段階として,検査室内での発表を2020年3月に実施することができた.発表者一人に負担がかからぬようグループ内で,座長・発表者・返答者等役割分担を決め,オブザーバーの助けも借りながら,1年間の成果を発揮することができた.今後コロナ禍が落ち着いた時にどのように病院内に発信していくか,また若手WGをどのように継続していくかまだまだ課題は残っているが,次世代を担っていく若手技師の成長を見守り続けていきたいと感じている.100◎小林 蓮1)、滝沢 昂1)、吉田 裕希1)、大内 健士朗1)、塚原 晃1)、高山 好弘2)◎小林 蓮1)、滝沢 昂1)、吉田 裕希1)、大内 健士朗1)、塚原 晃1)、高山 好弘2)戸田中央医科グループ 戸田中央総合病院1)、TMG本部 臨床検査部2)戸田中央医科グループ 戸田中央総合病院1)、TMG 本部 臨床検査部2)◎岡本 直子1)、長岡 勇吾1)、阿保 一茂1)、橋爪 英文1)、曽木 広信1)◎岡本 直子1)、長岡 勇吾1)、阿保 一茂1)、橋爪 英文1)、曽木 広信1)さいたま赤十字病院1)さいたま赤十字病院1)EntryNo. 49手指消毒剤使用量増加に向けた取り組み当院での若手ワーキングの取り組み育成を考える管理運営教育EntryNo. 26管-4(13:30~14:00)教-1(14:30~15:00)

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