埼臨技会誌 Vol66
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81講師 岡田 茂治 (埼玉県立がんセンター 副部長) 座長 奈良  豊 (埼玉医科大学総合医療センター) 大内  輝 (新久喜総合病院 主任)末吉 茂雄 (女子栄養大学 栄養学部 保健栄養学科 教授)田村 誌緒里 (東武医学技術専門学校 教員)大村 一之 (埼玉医科大学保健医療学部臨床検査学科)学生向けランチョンセミナー 学生にとってこの時期は悩みや不安が多いと聞く。悩みや不安の多くは、国家試験に合格できるかどうかや、就職が決まっていなければ就職先探しから面接の対応などであろう。しかし、模擬試験の結果が順調であっても、就職が決まっていたとしても、「やりたい業務ができるだろうか?」「職場環境が自分に合っているだろうか?」「勉強する暇はあるだろうか?」といった不安の声をよく耳にする。そしていざ就職してそのような悩みに直面した時、相談できる相手がいないと、「これが普通で我慢しなければいけないのだろうか?」と考えてしまうケースが多い。 今回、このような悩みを抱えている学生に寄り添い、様々な角度から解決策を見出し、多くの学生にとって臨床検査技師として明るい未来を切り開けるような企画を考えた。 本企画では事前に学生から悩みや質問を集め、それに対する答えを4名の講師にディスカッション形式で話していただき、解決の糸口を見つけていく。……第1会場 401・402号室 12:00~13:00 講師には、現在は教育現場にいるが以前は病院で臨床検査技師として働いていた末吉先生、田村先生にお願いした。また、管理職の立場から学生や新人の教育や指導に携わっている岡田先生、大内先生にお願いした。 先生方は経験も担当分野も様々だが、学生と臨床検査技師の両方の立場を知っているという共通点がある。学生からの悩みに向き合い、先生方から様々な意見やアドバイスを頂くことで、今まで聞けなかったような話や学生自身が向かうべき方向性を見つけることができるのではないかと考える。 また、講師の先生方にとっても学生の気持ちをさらに理解することで今後の教育の可能性や発展に繋げることができるのではないかとも考える。 さらにランチョンセミナーということもあり堅苦しくなく楽しくディスカッションができれば難しく考えていたことも少しは軽くなるだろう。 本企画で一人でも多くの学生が臨床検査技師という職業に希望を持てることを期待したい。今日でスッキリ!学生のためのお悩み相談室

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