埼臨技会誌 Vol66
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3 毎年恒例の市民公開講演は、近年の高齢化社会到来に伴い、ノロウイルスやインフルエンザなどの感染症は高齢者や乳幼児、抗癌剤治療中の患者など抵抗力の弱い人が感染すると重症になるため、防止策や対応などについて、「冬の健康管理;節約・時短レシピ『それ、感染しませんか?』」の内容で前田卓哉教授(埼玉医科大学病院中央検査部部長)にご講演していただきます。 基本的な予防対策としての手指衛生の重要性を知っていただくための手洗い講座を開設いたしました。体験コーナーでは、市民の皆様が気になるご自身の肺年齢、血管年齢、骨密度について簡易な検査で経験していただきたいと考えて準備いたしました。会員の皆様におかれましてもご自身の身体状態を知ることは重要なことと考えます。是非参加してみて下さい。 学会企画としては、毎年行っているReversedClinico-PathologicalConference(RCPC)は、基礎として進化編、応用としての昇華編を各々企画いたしました。さらに初めての試みとして埼玉県診療放射線技師会との合同企画を行います。「肝腫瘤における各モダリティーのアプローチ法(肝癌を中心に)」の内容にて、各施設でご活躍の3名の先生によるご講演を企画いたしました。画像診断での各検査画像の特色を共に再確認してみませんか。その他にも埼玉県臨床検査技師会部門別研究班のご協力による教育講演、賛助会員のご協力によるランチョンセミナーとスイーツセミナー等も企画しております。また、学会に参加したのだから旧友と話をしたい、先輩に会ったので相談をしたいなどのご要望に応えるため、休憩スペースをできるだけ充実したいと考えました。ドリンクコーナーや専門書の書籍スペースの近くに相談コーナーを開設しました。医療現場や職場での悩み、疑問に思っていることがありましたら気軽にお声掛け下さい。 最後に、本学会開催に付きましては、会員の皆様方を始めご尽力をいただきました埼玉県診療放射線技師会、埼玉県臨床検査技師会理事、研究班の皆様、賛助会員各社、養成校の先生方、関係各位のご支援ご協力により開催にこぎつけましたこと、実行委員一同深く御礼を申し上げます。ありがとうございました。 年末(師走)のお忙しい時期とは思いますが、多数の方々のご参加を心よりお待ち申し上げております。

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