2 2019年（令和元年）5月1日午前0時、元号が、「平成」から「令和」に改元されました。元号が変わると共に医療環境もここ数年特に急激な変化が見られます。検査技師の世界も技術の進歩は当然ながら、医療を取り巻く考え方も年々変化してきております。責任が重くなる一方で遣り甲斐も大きくなってきています。 新年号に代わる本年は、新たに始まる元号のごとく飛び立ち、もう一度基本に戻り、そこからより高みへ躍進しようではないかという意味で、学会テーマを「飛翔」とし、サブテーマを－『進化』から『昇華』へ－としました。進化はそのまま発展していくという意味であり、昇華とは認められる目標に目を向けてそれを成し遂げるという意味です。シンボルマークは、羽ばたく鳥をモチーフにし、円で朝日や新しい時代の夜明けをイメージしたものです。 本学会は①学生および新人の方からベテランの方々まで参加していただける内容にしたい、②次世代への継承を、③教育の面では、学生や新人だけでなく新しい分野に挑む中堅やベテラン向けにもなる講演や講習を行ってはどうだろう、④県内から多くの方々が集まる良い機会ですので、交流のできるスペースを確保したい、⑤勉強したい、情報が欲しいなどの要望をできる限り実現したいなどの事から企画した会であります。 会員の皆様のご協力により演題数は、一般演題90題、学生演題21題、CM演題7題、合計118題の演題が集まりました。 特に今回は県内にある臨床検査技師養成校７校に演題募集の声掛けを行い、学生さんにも発表の機会を設け参加を募りました。学生の皆様、当日はご自身たちの発表以外に現役の先輩たちの活躍に目を向けてみて下さい。第47回埼玉県医学検査学会開催のご挨拶 －『進化』から『昇華』へ－学会長 来住野 修「飛翔」
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