埼臨技会誌 Vol66
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【はじめに】 治療薬物モニタリング: Therapeutic Drug Monitoring は、治療効果や副作用に関する様々な因子をモニタリングしながら、それぞれの患者に個別化した薬物投与を行う事であり、多くの場合、血中濃度が測定され、臨床所見と対比しながら投与計画が立てられる。 この度、モノテスト型ルミパルスカートリッジ試薬を搭載可能な免疫発光測定装置ルミパルスG1200及びG1200Plus、卓上型免疫発光測定装置型ルミパルスG600Ⅱ用試薬として新発売致しました、ルミパルスTDM試薬(7項目)をご紹介申し上げます。【ルミパルスTDM試薬】ルミパルス フェニトイン ルミパルス フェノバルビタール ルミパルス カルバマゼピン ルミパルス バルプロ酸 ルミパルス テオフェリン ルミパルス ジゴキシン ルミパルス バンコマイシン 【ルミパルスTDM試薬の特徴】1. 化学発光酵素免疫法(CLEIA)による高い精密度2. モノテスト型カートリッジ試薬3. 14テスト×3小量包装4. マスターキャリブレーション方式による3点補正5. TDM以外にも幅広い試薬ラインナップ14 テスト×3 14 テスト×3 14 テスト×3 14 テスト×3 14 テスト×3 14 テスト×3 14 テスト×3 【経済性】 精密度の高いCLEIA法だから実現可能なマスターキャリブレーション方式を採用し、ルミパルスTDM試薬7項目全て3ポイントによる補正が可能です。【信頼性】 モノテスト型カートリッジ試薬であるため、ボトル型試薬と比較し、開封による経時劣化がなく、常に安定したデータを提供致します。【柔軟性】 ルミパルスカートリッジ試薬は、14テスト×3(42テスト)の小量包装規格を採用しており、TDM項目をはじめ、少数検体の項目でも柔軟に院内検査対応が可能です。【まとめ】 モノテスト、小量包装のTDM試薬として、ルミパルスTDM試薬を新発売致しました。 本演題では、上記ルミパルスTDM試薬の特徴を中心に、良好な結果が得られたLC-MS/MS法との相関データをご紹介するとともに、測定装置であるルミパルスG1200 Plus、ルミパルスG600Ⅱについて、ご紹介申し上げます。資料請求先:eitaro.sato@miraca.com○佐藤栄太郎(富士レビオ株式会社)152CM演題CM-6(第6会場 10:20~11:07)ルミパルスTDM試薬のご紹介~モノテスト、小量包装のTDM試薬~

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