・従来のルミノールと比較し発光強度が2倍以上ある高感度な発光物質「L-012」を使用(項目特性に合わせて使用しています)することで短時間かつ少ない検体量で十分な感度を得ることが出来ました。【はじめに】 弊社、自動化学発光酵素免疫分析装置AccuraseedⓇは、生化学検査と同時報告が可能な免疫検査システムをコンセプトとして開発し2015年に発売しました。化学発光法では初の全項目10分の迅速測定を実現し、免疫血清検査の報告時間の短縮を実現しました。【装置仕様】測定原理:CLEIA法処理能力:180テスト/時間反応時間:全項目10分寸 法:W1325×D905×H1415(mm)【特徴】①全項目反応時間10分の迅速測定 ・ 優れた分散・集磁特性を有する磁性粒子「マグラピッドⓇ」を固相に用いることで反応液中での粒子の状態を自由にコントロールできるようになり、B/F分離の効率化、固相抗体量の最適化による反応性・感度の向上を実現しました。②微量検体測定 全項目10~35μLの微量検体測定を実現しました。 小児やお年寄りなど、採血量の少ない検体や残余検体でも測定が可能になり、患者様の負担軽減に繋がります。③ユーザビリティーの向上 測定に必要な全試薬が封入された、モノテスト試薬を採用することで、開封後の期限によらず有効期限まで使用することができ、試薬の無駄を抑えることが可能です。試薬を一体化することで、測定に必要な試薬・消耗品類を3点にまで低減することが可能になり、管理の手間がかかりません。また、検体・試薬・消耗品類全てが測定中でも随時追加・交換可能で、ストレスなく測定できます。【特徴ある項目】 腫瘍マーカー・ホルモン・感染症等26項目を取り揃えており、1台で迅速かつ高感度に測定が可能です。 心疾患項目、プロカルシトニンなどの緊急検査も迅速測定により治療の開始から治療効果の判定まで至急対応が可能です。また、甲状腺項目など診療前検査のニーズがある項目も10分で測定できます。 高血圧マーカーであるレニン濃度(ARC)、アルドステロン測定のNon-RIA化・全自動化に成功しました。 コルチゾールと併せて、二次性高血圧のスクリーニングやその後のスムーズな治療方針の決定に有用です。 現在発売中の項目に加え皆様の日常診療に貢献できる幅広い項目を開発中です。【まとめ】 全項目10分の迅速測定かつ高感度化を実現した本装置により、再検まで含めて30分~40分で報告が可能になり、免疫血清検査の大幅なTAT短縮に貢献でき、生化学と同時報告が可能です。 また、緊急・診療前検査のニーズがある項目に応えたシステムは、患者の負担軽減につながると考えています。 試薬消耗品も少なく簡便な操作性の追求により、担当外の方でも簡単に測定できます。 本システムは、より効率的な検査・診療のお役に立てると期待しています。資料請求先:03-3270-9134○村田みさと(富士フイルム和光純薬株式会社)151CM演題CM-5(第6会場 10:20~11:07)自動化学発光酵素免疫分析装置Accuraseed®のご紹介~反応時間10分が検査室にもたらすこと~
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