埼臨技会誌 Vol66
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理伝達訓練を受け、より、正確な情報伝達の重要性を感じた。②では外傷患者に対する知識の浅薄さを感じ、それらの知識と技能の習得を目的にJPTECを取得した。JPTECは日本救急医学会が公認する、主として救急隊が取得する資格である。救急要請があった現場での患者の状況評価から救急搬送までの一連の救急活動であり、JPTECでの初期評価は15秒で行う。これはDMATにおけるクロノロジーの作成に役立つだけでなく、日常の採血室での急変患者の対応に、大きく貢献できる可能性がある。院内コードブルー発令から医師到着までの30秒の間に初期評価を終えた状態で医師に引き継ぐことができると考える。【まとめ】今回の研修参加で、日常の検査業務で遭遇する突発的な機械トラブルや患者の急変などに対して、その時の状況を正しく評価し、適切な方法で対処する、あるいは、正確な情報を確実に伝達するということが、様々な場面で重要な根幹を形成していると考えられた。それらを共有し、今後の検査に活かすことで、検査部だけでなく病院、地域にも貢献していきたい。連絡先 04-2995-1211(内線3214)点検表より外観異常が11件,動作異常が1件,測定音が鳴らない事例が3件(同一機器)あった.【考察】日誌の運用によって各病棟での使用率を把握することができ,使用率により看護師からの要望だけでなく客観的に機械の増減を検討することができた.また使用率の高い病棟とエラー数の多い病棟に相違が見られたのは,手技によるエラーが多いと考えられる.エラー内容の把握の為,日誌等の検討が必要である.また点検表の導入によって,点検項目が明確になったことで同一の視点で異常の有無を確認することができた.検査科での保守点検で異常を認めた2台を新品に交換することで精度を保つことができたと考えられる.【まとめ】看護師による日常点検と,検査科での保守点検を実施することで,外観だけでは分からない異常を早期に発見し対応することができた.看護師が安心して使用できるよう保守点検を継続して行い,定期的に研修会を開催することで,正しい手技の統一化の手助けをし,チーム医療に貢献していきたい.      連絡先:048-996-1131一般演題 チーム医療一般演題 チーム医療DMAT隊員養成研修を通して得た学びと、その活用を目指して◎佐藤 雅紀1)、坂口 武司1)、直井 健治1)、鵜川 治子1)、松熊 晋1)◎佐藤雅紀1)、坂口武司1)、直井健治1)、鵜川治子1)、松熊晋1)防衛医科大学校病院1)防衛医科大学校病院1)【はじめに】チーム医療は、専門性の高いスタッフが連携することで、信頼できる知識や技術によって、安全かつ高度な医療を提供できるとされており、私もNSTとして2年間活動し、少しずつではあるが、その重要性を理解できるようになってきた。今回、DMAT隊員養成研修へ参加する機会をいただき、急性期医療の最前線とも捉えられるDMATにおいて、NSTの活動からは得られなかった学びを、経緯や活動とともに報告したい。【志望動機】当院は、災害拠点病院であり、三次救急受け入れ病院でもある。病院ならびに検査部としても災害拠点病院としての機能に、より一層の厚みを出すために志願した。【研修内容】検査技師が携わる業務調整員としての主な内容は「①情報処理伝達に係わる内容」と「②外傷初期患者の対応(トリアージ)」であった。①では正確な情報を収集すること、また、膨た状況の中で訓練が行われた。②では日常的に馴染みのなられるものであった。【DMATと日常検査】①では情報処大な情報を的確に情報共有をすることが求められ、緊迫しい内容であり、外傷患者における知識や正確な評価が求め◎茂木 千春1)、上手 沙織1)、間中 樹里1)、西川 朋美1)、長谷川 卓也1)、土井 尚1)◎茂木千春1)、上手沙織1)、間中樹里1)、西川朋美1)、長谷川卓也1)、土井尚1)医療法人社団協友会 八潮中央総合病院1)医療法人社団協友会八潮中央総合病院1)【はじめに】院内で医療従事者が使用する簡易血糖測定器はPOCT機器の1つであり,正確な血糖値を把握するためには,他の検査機器と同様に精度管理が重要である.当院では,簡易血糖測定器の保守点検として,2018年12月の医療法改正に伴い,各病棟で測定作業日誌/検査機器保守管理日誌の運用を開始した.また以前より行っていたコントロール測定に加え,新たに点検表を作成し導入したので報告する.【対象と方法】調査期間は,2019年4月~6月までの3ヶ月間.対象機器は病棟16台.機器は各病棟2~4台所有している.方法は各病棟で看護師が測定作業日誌/検査機器保守管理日誌に沿った日常点検を実施し,検査科にて記録を確認した.これをもとに,臨床検査技師が月に1度新しい点検表に沿って各機器の点検を行った.【結果】日誌より全病棟での測定総数は8092件で,エラー件数は142件だった.1日平均測定数は1病棟あたり6件から32件だった.使用数の多い病棟とエラー数の多い病棟に関連はみられなかった.簡易血糖測定器の保守点検に関する当院での取り組み124一般演題一般演題簡易血糖測定器の保守点検に関する当院での取り組みチ-5(第7会場 14:23~14:59)DMAT隊員養成研修を通して得た学びと、その活用を目指してチ-6(第7会場 14:23~14:59)9596

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